客に地ビールを手渡す上床絵理社長(左)=松江市朝日町、シャミネ松江
客に地ビールを手渡す上床絵理社長(左)=松江市朝日町、シャミネ松江

 【松江】益田市高津2丁目のクラフトビール醸造所「高津川リバービア」が31日、松江市朝日町のシャミネ松江で、益田など高津川流域の農産物を使った自慢の地ビールを販売した。8月1日も。

 ビールは6種類あり、新作「益田マスカットエール」は益田産のシャインマスカットを使い、甘くすっきりとした味わい。「和ヴァイツェン」は隠し味に地元のしょうゆを使う。

 流域の魅力にほれ込んで昨年益田に移住した福岡県出身の上床絵理社長(40)が今年2月に地ビールの販売を始めた。松江への出張販売で「益田の特産の味をぜひ味わってほしい」と自ら店頭で接客する。

 来店した松江市西持田町の佐川久美子さん(39)は「益田のビールは初めてなので飲むのが楽しみ」と話した。

 ビールはいずれも700円。1日の営業時間は午前10時~午後8時。(金津理子)