
―4月に支店長に就任しました。
山陰両県は自然豊かで、人の温かさを感じる地域だと感じます。友好企業や得意先などでつくる「ほろにが会」という社外の会があります。全国的に活動が減る中、支店管轄エリアでは鳥取、倉吉、米子、松江、大田の5地域に会があり、積極的に会合や懇親会が開かれています。「スーパードライ」発売前からお世話になっており、アサヒビールを長きにわたり応援していただいていることに感謝しています。
―「マルエフ」の愛称相性で親しまれるアサヒ生ビールの世界観を体験できるプロジェクトを進めています。
2023年に「日本のみなさん、おつかれ生です。プロジェクト」を始め、24年から移動式イベントカーで全国を回る「出張マルエフ横丁」を展開しています。25年も松江市と米子市で開催しました。マルエフは2月に発売以来初めてリニューアルし、よりまろやかで味わい深くなりました。出張マルエフ横丁では、マルエフに加え、黒生、ハーフ&ハーフ、ワンサードなど、多くのお客さまにさまざまな飲み方とマルエフの世界観を体験いただきました。

―体質や気分に合わせた自由なお酒の飲み方「スマートドリンキング」を提唱しています。
通称「スマドリ」は「飲めても飲めなくてもみんな飲みトモ」がコンセプトです。飲める飲めないに関係なく、その場の雰囲気を楽しんでいただくことが狙いです。「楽しく飲めた」と多くの方が感じられれば、お酒を飲む機会のさらなる創出につながります。ローアルコールやノンアルコールなどの商品開発を強化しており、シーンに合わせて商品を選んでいただきたいです。
―主力のビール製品にも力を入れます。
25年から「冷え」にこだわったスーパードライの新たな取り組みを始めます。高品質かつ、冷えにこだわったスーパードライを提供する店舗を「スーパーコールド認定店」とする制度を新設しました。飲食店でしか味わえないビール体験を創出し、ブランド価値の向上を図ります。


私たちアサヒグループ理念のありたい姿・目指す姿として「高付加価値ブランドを核として成長する”グローカルな価値創造企業”を目指す」とあります。山陰には、様々な価値のあるものにあふれています。このすばらしい山陰の魅力を日本中のみならず、世界中に発信し、山陰地方を一緒に盛り上げていきましょう。
谷口寿裕=京都府京都市出身(52歳) 2025年に現職に就任。 趣味は、サッカー、映画鑑賞、読書です。最近は好きなサッカーもほとんどできておらず、天気のいい日には、日頃の運動不足解消のため、松江市内をぐるぐる時間をかけて散歩するようにしています。散歩の合間に、景色のいいところで休憩がてら読書にふけったりしております。たまに気が付けば夕方になってしまっていることもありますが笑。 松江市内は街並みがきれいで、いいリフレッシュになります。
