古布で浮世絵を表現した押し絵と寄せ植えの作品展が、松江市殿町の島根県民会館1階通路のギャラリーで開かれている。20日まで。
いずれも木彫りやパッチワークなど、さまざまな作品づくりをする外谷瑛子さん(80)=松江市上乃木2丁目=の作品。
押し絵は浮世絵の構図を参考に、味わいのある江戸ちりめんを使って立体的に仕立てた14点が並ぶ。袖や裾の模様、帯と着物の色合いを工夫したという。
15年近く自宅で育てる寄せ植えは、つぼみが多く付いたピンク色のヒメシャラやアジサイなど、今が見頃の19点を飾った。
外谷さんは「楽しいと思って続けてきたこと。喜んでもらえたらうれしい」と話した。(森みずき)













