昨年、安来市広瀬町の富田川河床遺跡で出土していた4点の切銀(きりぎん)のうち、1点が石見銀山産の銀であることが確認されました。「蛍光エックス線分析」という方法により、銀の含有量が90%を超え、微量元素のビスマスをわずかに含んでいました。毛利氏により製作されたといわれる古丁銀(こちょうぎん)を切断したものであり、石見銀山産...