昨年、安来市広瀬町の富田川河床遺跡で出土していた4点の切銀(きりぎん)のうち、1点が石見銀山産の銀であることが確認されました。「蛍光エックス線分析」という方法により、銀の含有量が90%を超え、微量元素のビスマスをわずかに含んでいました。毛利氏により製作されたといわれる古丁銀(こちょうぎん)を切断したものであり、石見銀山産...
いまどき島根の歴史◆352◇ 石見銀、南蛮貿易でも重要な役割 長崎・横瀬浦出土の切銀 〈廣江耕史〉
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