柿木公民館(島根県吉賀町柿木)の談話室が改修され、12日に現地で完成式があった。室内の家具や壁の装飾を手伝った子どもたちや地域住民が完成を祝った。
談話室はもともと活用されていなかった一室を改装した。町内産の木材で棚やテーブル、ソファなどを制作。公民館では珍しいまきストーブも設置して、町民がくつろげる空間にした。家具作りは地元の小中高生らが協力した。
児童・生徒や町民ら約30人が集まった完成式で、岩本一巳町長は「公民館から地域を盛り上げ、町全体が元気になってほしい」と話した。
談話室は公民館でのイベント活用のほか、地域住民が集える場として開放する。同町柿木に住む桑原輝美さん(47)は「おしゃれな憩いの場ができてうれしい。公民館に来るのが楽しみになる」と喜んだ。
(堀尾珠里花)