夏休み期間に子どもたちが地元の事業者の商品や技術などを学ぶ「松江キッズまちゼミ」が始まるのを前に12日、事前ゼミがあった。小学生が松江市内のパソコン教室でプログラミングの基礎を学んだ。
松江商工会議所が初めて企画。市内の企業や商店の経営者や従業員らが講師となって仕事の裏側を紹介したり、専門性を生かして体験したりと、自由度の高い講座を展開する。小学生の夏休みの自由研究などに生かすこともできる。
講座の内容は、刃物店による包丁の使い方教室、菓子店での抹茶体験、パソコン教室がプログラミング講座を開催するなど多様で、子どもたちが楽しみながら学べる工夫がされている。
12日には松江市東奥谷町の「わかるとできる松江城北校」で、プログラミング講座がプレ開講。市内の小学生が長谷川浩二講師(55)から、人気ゲーム「マインクラフト」を使ってプログラムの作成方法を学んだ。
松江商議所松江まちゼミ実行委員会の藤本真由委員長は「親子で気軽に参加してほしい」と呼びかける。講座の応募はQRコードから。問い合わせは、松江まちゼミ事務局、電話0852(32)0504。
(多賀芳文)