「ソ連軍が進駐していた旧満州(現中国東北部)のハルビンで、日本兵を連行している貨車に近づくと、見回りのソ連兵にいきなり銃で脇腹を撃たれた。必死で家に逃げ帰りましたが、傷が化膿(かのう)。日本軍の元軍医が、裁ちばさみを焼いて腹を切り、弾を取り出してくれました。麻酔なしで肉を切られた時のジョキ、ジョキと...
残り1366文字(全文:1517文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる