安野祐平選手の応援画像を流す大型ビジョン=米子市冨士見町2丁目
安野祐平選手の応援画像を流す大型ビジョン=米子市冨士見町2丁目

 東京パラリンピック陸上男子100メートル(脳性まひT33=車いす)に出場する米子市出身の安野祐平選手(31)=楽志、鳥取県立鳥取聾(ろう)学校出=を応援する画像が20日、市中心市街地の大型ビジョンで流れ始めた。競技がある30日までの予定。

 市出身者で初のパラリンピック出場を祝い、市が企画。15秒間の画像で、競技用車椅子でトラックを疾走する様子、顔写真などを映し出す。毎日午前7時~翌日午前0時に約10分間隔で流す。

 大型ビジョンは冨士見町2丁目の大型立体駐車場の壁面にあり、縦10メートル、横4・5メートル。交通量が多い国道9号と国道181号の交差点付近に位置する。

 市は応援ムードを盛り上げようと、加茂町1丁目の市役所本庁舎に近く懸垂幕を掲げる。 (田淵浩平)