20日投開票の参院選を巡り、交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)上の真偽不明のコメントに対し、別の利用者が「協力者」としてより正確な情報を追加する機能「コミュニティノート」を使った投稿の9割近くが未公開となっていることが、法政大の藤代裕之教授らの調査で分かった。誤情報対策が機能しておらず、藤代氏は「選挙情報の収集に活用するのは危うい」と訴えている。


 コミュニティノートは、日本では2023年に導入された。Xは「Xユーザーが協力して役に立つノートを追加できるようにすることで、より正確な情報を入手できるようにする」ことを目的としている。

 藤代氏と一般社団法人「コード・フォー・ジャパン...