再会を喜び、笑顔で写真を撮る参加者=雲南市三刀屋町古城、三刀屋文化体育館アスパル
再会を喜び、笑顔で写真を撮る参加者=雲南市三刀屋町古城、三刀屋文化体育館アスパル

 「雲南市二十歳の集い」が14日、同市三刀屋町古城の三刀屋文化体育館アスパルであり、スーツやドレスに身を包んだ約260人が節目を祝い、新たな一歩を踏み出した。

 式典で出席者を代表し、同市木次町里方出身で広島経済大2年の飯塚敦也さん(19)が、放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」を引き合いに「アンパンマンのマーチ」の歌詞「何のために生まれて、何をして生きるのか-」に触れた。

 夢がある人も模索中の人も、自分がどう生きていくのか、何をしたいのかをこれまで以上に真剣に考えないといけないとした上で、「この問いに向き合う姿勢を忘れず生きていきたい」と誓いの言葉を述べた。

 出雲市で設計士として働く伊藤結夢さん(19)=雲南市大東町出身=は「久しぶりに友達に会えてうれしかった。ここまで育ててくれた親に感謝し、親孝行していきたい」と話した。

 式典のオープニングでは市にちなんだクイズがあり、写真を見て市内のどこの風景なのか読み解き、拍手や笑いとともに和やかな雰囲気となった。

(景山達登)