厳しい暑さの中で実施された、7月の参院選。松山市の50代男性会社員は、参政党新人の街頭演説を聞きながら、投票先を迷っていた。「これまではお願いされて自民党候補に入れていたけれど、今は自民に入れるときではない、というSNSも見かけた」という。後日聞くと、1票を投じた先は参政党の候補だった。決め手を聞くとこんな答えが返ってきた。「『日本人ファースト』がいいなと思った。外国人に何かされたわけではないけれど、京都の知人から『中国人が多くて大変、むちゃくちゃだ』と聞いた。ユーチューブで目にする機会も多かった」
大阪市の50代女性会社員は、最初は参政党がいいと思っていたと話す。各種のニュースサイトやネット上の比較表を見たり、人工知能(AI)に「どの政...