江津市桜江町長谷の温泉リゾート施設を発着点とした第29回ピクニックラン桜江が7日、同町内で開かれた。島根県内外から約800人が参加し、30度近い暑さの中、山あいの起伏のあるコースですがすがしい汗を流した。
温泉リゾート施設「KAZENOKUNI IWAMI RESORT&STAYS(カゼノクニ・イワミ・リゾート・アンド・ステイズ)」(風の国)を発着点とし、ラン(20キロ、13キロ)とウオーキング(13キロ)の計3部門で実施。参加者は高低差約200メートルの施設周辺のコースを巡った。沿道から地元住民らが声援を送り、ボランティア約200人が給水所で水や果物を手渡し、交通整理も行った。
ランの13キロで最初にゴールテープを切った益田市白上町の会社員、岡崎龍治さん(53)は「勾配ある上り坂は苦しかったが、下りは風を切りながら気持ちよく走れた。来年も出場したい」と笑顔を見せた。
町商工会などでつくる実行委員会の尾前豊実行委員長(57)は「豊かな自然ときれいな景色を楽しみながら桜江の魅力に触れてもらえた。足を運ぶきっかけにしてほしい」と願った。(村上栄太郎)