マッチングアプリや街コンで、異性からまったく相手にされなかったことから整形を決意したとしきさん。「整形に800万使ったら」と整形前と整形後のビフォーアフターを投稿した動画には、「めちゃくちゃ変わったよ!すごい努力」「一回の人生好きに生きていいと思います」などと、コメントが寄せられた。整形という大きな決断に踏み切った背景や整形後の心境の変化について、投稿者・としきさんに話を聞いた。
【写真】「目の大きさ2倍」「垢抜け具合がレべチ…」としきさんのビフォーアフター
■26歳ではじめての整形「一重から末広二重になり、こんなに変わるんだとびっくりしました
――ビフォーアフター動画の反響についてどう感じていらっしゃいますか?
「整形して顔が変われたので、こういったコメントや反響は素直に嬉しいです」
――整形しようと思われたきっかけは?
「きっかけは2年前の26歳頃です。彼女を作りたいとマッチングアプリを始めたり、街コンに参加したときに、まったく相手にされないという状況が続きました。最初はその理由がわからなかったのですが、冷静になると顔がブサイクで自信もないのが原因なのではないかと考えるようになりました。顔を少しでもかっこよくしたらマシになるのではと思い、整形を決意しました」
――ご家族やご友人はどういった反応でしたか?
「最初は、整形をすることに対して家族は反対していました。なんとか説得して、施術しました。整形後は『顔、前よりは良くなって良かったね』と言ってくれました。職場の人や友達はただただびっくりしていました。特に職場では、男の整形はまだまだ珍しいので、『身近に整形した人を見たのは初めて』と職場内で話題にもなりました」
――はじめての整形は、どこを施術されたのでしょうか?
「2年ほど前、26歳のときに埋没二重のみを整形しました。一重から末広二重になったので、自分としては劇的に変わって満足でした。同時にこんな変わるんだとびっくりもしました」
■総額800万の整形でついた自信、一方で痛感した「整形は魔法ではない」
――整形前のご自身はどんな性格で、周りからどのように思われていたと考えますか?
「整形前は内気な性格で大人しく、陰キャでした。中学2年生の頃に休みがちになり、中学3年生のときに知的障害が発覚したので、それ以降はあまり友達もできず、障害があることがコンプレックスでした。障害が原因で辛い経験もしてきたため、高校2年生のときには統合失調症という精神疾患になりました。現在は完治していますが、ここが人生のどん底だと思っています」
――現在のお顔になるまで総額800万かけて施術をされたとのことですが、費用はどのように捻出されたのでしょうか?
「整形代は基本的に会社の給料と貯金です。自分の場合、障害年金を受給しているため生活費はそこから出しているので貯金しやすかったです。あとは必要の無いものは買わないなどですね」
――整形したことによって、ご自身の内面にどのような変化がありましたか?
「整形前後で周囲の反応はあまり変わっていませんが、自分的には自信がつきました」
――実際に整形し綺麗になったことで、感じることについてお聞かせください。
「実際に800万を整形に使ってみて痛感したことは、整形は魔法ではないのだなということです。正直もっとかっこよくなれると思っていましたが、やはり元の顔の骨格やポテンシャル、執刀医の技術など、さまざまな要因があると思います。それでも以前の自分よりは幸せなので満足していますが、誰もが満足できるとは言えないと思います」
――としきさんにとって整形とは?
「人生を変えるための手段です」
オリコン関連記事