9日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸し、初めて4万4000円台を付けた。前日終値からの上げ幅は一時500円を超え、取引時間中としての史上最高値を3週間ぶりに更新した。前日の米国株上昇を好感した買い注文が広がった。石破茂首相の退陣表明を受け、次期政権が財政拡張的な政策に向かうとの思惑も相場を支えた。買い一巡後は利益を確定する売り注文が出て、平均株価は上げ幅を縮めた。

 

 午前終値は前日終値比88円99銭高の...