韓国の俳優イ・ジョンソクが9月28日に東京、9月30日に大阪でファンミーティング『2025 LEE JONG SUK ASIA FANMEETING TOUR [With:Just Like This] in JAPAN』を開催し、東京・大阪をあわせ約6000 人のファンと再会した。
【写真】感謝の握手…ゲストで登場したカン・ユソク
主演ドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』でのクールな弁護士役が話題となったイ・ジョンソク。誕生日当日に開催されたソウル公演を皮切りに、アジア7都市を巡るファンミーティングツアーの日本公演で、チケットはすべてソールドアウト、韓国が誇るスターイ・ジョンソクの人気を改めて再証明した。
毎回、ファンのために入念に準備する多彩な企画が見どころのイ・ジョンソクファンミーティング。今回も定番のトーク&ゲームコーナーはもちろん、ここだけのスペシャルなファン参加企画、そして練習に邁進して準備したステージパフォーマンスが披露され、会場を盛り上げた。
前半、ドレスコードのブルーの衣装をまとったイ・ジョンソクが登場すると、オープニングステージが華々しくスタート。2ヶ月間練習したというTWS「Plot Twist」のはつらつとしたダンスパフォーマンスを元気よく披露したかと思えば、公演中はチョ・ジョンソク「Aloha」、米津玄師「Lemon」、菅田将暉「虹」などバラードやJ-POP曲も爽やかに歌い上げ、aespa「Whiplash」のダンスにも挑戦するなど、ジャンルを超えるパフォーマンス力を発揮し訪れたファンたちを魅了した。
トークタイムでは、最新作『瑞草洞<ソチョドン>』に関する話や、注目の次回作『再婚承認を要求します』にも言及。次回作については、自身が演じる王子ハインリのせりふを少しだけ実演してみたり、また「一歳でも若い時に皆さんに王子の役をお見せできてよかったと思いながら撮影に臨んでいます」と笑って話し、ドラマへの期待感を一層高めた。
そのほかにもプライベート写真やファンミーティング練習風景、最近の趣味など貴重な写真を多数公開。途中、来日時の食事に関してMCが質問すると、お気に入りの食事ルーティンがあると前置き、10年間ほぼ必ずしゃぶしゃぶ、牛丼、焼肉、鰻を食べに行くと、好きな日本料理についても明かした。
ファンクラブで事前に受け付けた、“ジョンソク沼”にハマったきっかけのエピソードを紹介するコーナーでは、ドラマのキャラクターをはじめビジュアル、本人の性格など、ファンならではのリアルで細やかな推しポイントがうかがえ、会場を笑いと共感で包み込んだ。
同じく事前に募集された、ファン自作の「イ・ジョンソク ファンアート」を紹介するコーナーでは、かわいらしいイラスト風から精巧な似顔絵風まで情熱たっぷりの力作が勢ぞろい。ジョンソク本人も「皆さん絵がとても上手で、精魂込めて僕のことを考えながら描いてくれたことが伝わってきます。公演後にデータをもらって一枚一枚じっくり拝見します」と話し、また一つファンミーティングの大切な思い出ができたようだった。
さらに、サプライズ企画も多数用意。東京では当日会場ロビーに設置された質問ボードの質問にジョンソクがステージで直接答えるQ&A コーナーが設けられ、目標やルーティンといった質問にジョンソクが答える時間が持たれた。
また、大阪にはなんと『瑞草洞<ソチョドン>』でチョ・チャンウォンを演じた俳優カン・ユソクがスペシャルゲストとして登場し、ファンミーティングにひときわ花を添えた。特にジョンソクがカン・ユソクの手を照れくさそうに取りながら「僕のかわいい後輩を僕のファンに紹介したかった。はるばる大阪まで来てくれてありがとう」と感謝を示すと、会場からあたたかい拍手が巻き起こった。
続くゲームコーナーでは、会場を3チームに分けてのチーム対抗リレーゲームが行われ、熱い戦いが繰り広げられた。特に大阪ではジョンソクの発案で突如カン・ユソクと事務所社長も飛び込み参加。カン・ユソクのターンでジョンソクが時間を稼ごうといたずらをするなどかわいらしい場面も見られた。
客席周遊では、「皆さんの近くに行きたい」とすべてのフロアを何度もゆっくり歩いて回りながら直接目を合わせファンサービスし、ファン思いのジョンソクらしいやさしい時間が続いた。特に東京では『瑞草洞<ソチョドン>』のアン・ジュヒョンに扮した衣装での周遊だったことも、会場を一層沸かせた。
また、ジョンソクが今回のファンミーティング企画の中で一番気に入っているというドレスコードのコーナーも欠かせない。望遠カメラでベストドレッサーを探しながら、目を引いたファン一人一人と和やかにおしゃべりを楽しむ様子は、会場を和気あいあいとした空気で包み込んだ。
そんな盛りだくさんの内容で彩られた今回の日本ファンミーティング。東京では最後、自分を見つめるファンたちの表情にジョンソクが感極まって思わず涙する場面もあり、また大阪ではアンコールも行うなど、しばしの別れを互いに惜しみ合った。
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