俳優の市原隼人が主演を務める映画『おいしい給食 炎の修学旅行』(10月24日公開)の完成披露上映会が3日、東京・新宿ピカデリーで開催され、市原をはじめ、武田玲奈ら主要キャスト陣と綾部真弥監督が登壇した。
【写真】台本片手に…全力で演じる市原隼人
本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、同じく給食を愛する生徒が、「どちらが給食をおいしく食べるか」を競い合う学園グルメコメディー。2019年にスタートしたドラマシリーズから発展し、今作は劇場版として4作目となる。
物語の舞台は1990年初夏。函館の中学校に勤める甘利田と、アレンジ給食の天才・粒来ケン(田澤泰粋)らが、青森・岩手への2泊3日の修学旅行に出かけ、ご当地グルメでアレンジ対決を繰り広げる。
舞台あいさつでは、出演者たちの「修学旅行の思い出話」に花が咲いた。ドラマシリーズ1作目に甘利田の同僚・御園ひとみ役で出演し、約6年ぶりのカムバックとなった武田は「私は福島県出身なので、小学校も中学校も修学旅行の行き先は東京でした。その時にお笑い芸人さんのライブを見に行ったんですが、トータルテンボスさんが出演されていて、観客の中から抽選で1人だけサインがもらえる企画があり、私が当たったんです。それがすごく記憶に残ってます。めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔で語った。
現役高校生である田澤は、来月に予定されている修学旅行について「楽しみなのは、やっぱり食事ですね」とコメント。そんな田澤に対し、市原は「給食もそうだけど、誰かと一緒にいるだけで、喜びは倍になって、悲しみは半分にできる。修学旅行って、道端さえテーマパークみたいに感じる、すべてが楽しい時間ですよね。友達と一緒にいるだけで幸せ。だから、あの日あの時あの場所に戻りたいと思える場所が修学旅行なんです。ぜひ、精いっぱい楽しんでください」と、“甘利田先生”さながらの温かいアドバイスを送っていた。
オリコン関連記事