1945年8月の終戦後、熊本から満州(現中国東北部)に入植していた「来民開拓団」は現地住民の襲撃を受け、集団自決の末、276人が死亡した。被差別部落の出身者を中心に編成され、貧困や差別の解消を願って海を渡ったとされる。地元には今も、悲劇を伝える紙芝居が残る。8月に...