新連載『BUNGO-unreal-』のカラーページ (C)二宮裕次/集英社
新連載『BUNGO-unreal-』のカラーページ (C)二宮裕次/集英社

 集英社の漫画誌『週刊ヤングジャンプ』編集部は、本日9日発売の同誌45号より連載開始する野球漫画『BUNGO』シリーズの新章『BUNGO-unreal-』(作者:二宮裕次)を皮切りに、今後開始する新連載作品のすべてを英語に翻訳し、海外向け漫画誌アプリ・サービス「MANGA Plus by SHUEISHA」にて全世界(日本・中国・韓国を除く)で同時配信することを発表した。

【画像】気になる翻訳版!日本語と比較 新連載『BUNGO-unreal-』の数ページ

 現在も一部作品を「MANGA Plus by SHUEISHA」で同時配信中だが、今後は全連載を同時配信し、海外読者へのリーチ、海外でのヒットを目指す。※一部、公開しない作品もある。

 2019年にスタートした「MANGA Plus by SHUEISHA」は、『週刊少年ジャンプ』や『少年ジャンプ+』などの連載や読切作品を「多言語で」「日本と同時公開」することで、多くの海外読者に日本の面白い漫画作品を届け、漫画を読む習慣を根付かせる狙いがある。

 『週刊ヤングジャンプ』編集部は、「これまで青年誌というカテゴリーにおいて培ってきた表現の多様性や、豊富な作品バリエーションを活かし、世界中の読者に漫画の面白さと深さを、週刊連載というライブ感を持って楽しんでもらいたいと考えています」と説明した。

■『BUNGO-unreal-』あらすじ
少年野球チームのない町に育った石浜文吾(イシハマブンゴ)は、「壁当て」にいそしむ毎日。そんな時、少年野球日本代表の野田幸雄(ノダユキオ)と運命の出会いを果たす。中学に上がり超強豪「静央シニア」へ入団した2人は、頂点を目指し度重なる激闘を繰り広げていくのだった。そして時は流れ、2人は高校へ進学。「甲子園5連覇」という圧倒的な野望を抱き、ついに高校野球へ打って出る。乱れ弾けて、その先へ。情熱が乱れ弾ける猛禽系野球狂ストーリー、高校生編がスタートする。