天然石アクセサリーを製造販売する、めのや(松江市玉湯町湯町)が創業120年を記念し、会費制で天然石アイテムを毎月届けるサービスを始めた。店舗やオンライン販売で扱っていないブレスレットなど限定品だけをそろえる。
「めのや石倶楽部」の名称で、「120」にちなみ年間12回(毎月)届ける。会費は月額5990円。
11月下旬に予定する初回分は、三重県の伊勢で採掘された伊勢赤石を現地で買い付け、加工した出雲型勾玉(まがたま)(25ミリ)や、大社の稲佐の浜で清めた水晶のブレスレット(6ミリ)などをセットにして送る。
めのやは、1901年に初代の新宮福次郎が玉造温泉街にめのう細工の製造・販売店「しんぐうめのう店」を創業したのが始まり。伝統工芸の出雲型勾玉を伝承し、アクセサリー店は全国に46店を展開している。創業120年記念の特設サイト(https://anahita-style.com/menoya120th/)もオープンした。 (久保田康之)