出雲署は16日、架空料金請求名目で、出雲市内の30代男性が現金93万8千円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると9月17日、男性は外国為替相場の値動きを予想して投資する「バイナリーオプション」取引をしている「カナ」と名乗る人物とTikTok(ティックトック)で知り合い、指示されたサイトに登録。言われた通りに取引を行うと、サイト上で利益が上がっているように表示された。システムの修復費用を振り込まないと出金できないと言われ、指定された口座に93万8千円を振り込んだ。

 請求が続き、不審に思って出雲署に相談した。