安来市総合文化祭が17日、同市飯島町の市総合文化ホール・アルテピアで始まった。展示、文芸、ステージの3部門があり、初日は展示部門で幕開けし、来場者が個性的な作品を鑑賞した。展示は20日まで、入場無料。11月8日までの会期中、囲碁大会や短歌大会、音楽祭など多彩な催しがある。
文化祭実行委員会と市が主催し21回目。展示には水墨画、書道、自由応募、パッチワーク、工芸立体、俳画、華道の7ジャンル、計約300点が並んだ。
自由応募の部では北海道を代表する土産品・木彫り熊に着色した作品が目を引く。
自由応募の部に樹脂粘土で人物やブドウ棚などを精巧に作ったミニチュア作品「丘の上の農園」など10点を出品した同市切川町の内田洋子さん(83)は「安来市広瀬町のぶどう園をテーマに仕上げた。多くの人に見てもらい安来愛を感じてほしい」と話した。
午前9時~午後5時(最終20日は午後4時まで)。 (中山竜一)