島根大法文学部考古学研究室の准教授・岩本崇(50)が今年5月、考古学振興に寄与した研究者に贈られる「浜田青陵賞」を受賞した。賞は「考古学の芥川賞」といわれる。専門とする三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)の研究で実物を基に断面図を作成し続け、図と文様の関係を追究。「編年」を組み立てた功績が高く評価された。考古学は一見、研究し尽くされた対象でも、多様な視点次第で新...
STAGE 私の現在地 島根大法文学部考古学研究室准教授 岩本崇(50) <上>そこに鏡がある限り 見てきた4千枚、圧倒的な研究量が実を結ぶ
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