卓上手織りやパッチワークの作品に見入る来場者ら=米子市両三柳、コミュニティープラザ百花堂
卓上手織りやパッチワークの作品に見入る来場者ら=米子市両三柳、コミュニティープラザ百花堂

 【米子】卓上手織りとパッチワークの作品展が4日、米子市両三柳のコミュニティープラザ百花堂で始まった。手織り作家、末吉節子さん(68)=米子市和田町=の教室に通う主婦ら10人の力作約150点が並び、来場者を魅了する。10日まで。入場無料。

 毎年開く教室生の発表の場だが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止。検温など感染予防対策を講じ、2年ぶりの再開にこぎ着けた。

 手織り作品で関心を集めるのが、すかしを入れたストール。コットンなどを素材に丁寧に織り込まれ、来場者の一人は「おしゃれな感じがすてき」。パッチワークの大作も人目を引く。

 初出品した60代の主婦は「手織りの面白さにはまった」。末吉さんは「数カ月かけて仕上げた作品も多い。色のコラボも楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。   (山根行雄)