18日にデビューする新デザインの「コナン列車」
18日にデビューする新デザインの「コナン列車」

 鳥取県北栄町出身の漫画家、青山剛昌さんの人気作「名探偵コナン」のキャラクターが描かれた「コナン列車」のうち、1タイプのデザインが一新され、18日にJR山陰線米子-鳥取駅間で運行を始める。

 新デザインは、作品に登場する探偵にテーマを絞って構成。2両編成で、茶色の車両はコナン、工藤新一、毛利小五郎、服部平次などが勢ぞろい。オレンジの車両はコナンの同級生でつくる少年探偵団のメンバーをあしらった。

 車内トイレ入り口の装飾にも主人公たちを採用し、名探偵コナンの世界観を演出。改装費1200万円は県が負担する。

 「まんが王国とっとり」の建国を記念し、2012年に登場したコナン列車は現在、怪盗キッドなどを描くピンク色車両と、ヒロイン毛利蘭で人気の青赤車両の2タイプで運行。15年度に登場したピンク色が引退し、新デザインに衣替えする。

 18日は鳥取駅で出発式があり、平井伸治知事、佐伯祥一・JR西日本米子支社長らが新デザイン列車のデビューを祝う。 (山根行雄)