2022年10月20日ドラフト当日。後にプロ野球・千葉ロッテマリーンズで投げる高野脩汰(27)=出雲商高出身=は、コンビニのアイスクリームコーナーにいた。2年間所属する社会人チーム・日本通運の先輩が伝えてくれた。「ロッテだよ」。4巡目指名だった。その時眺めていたアイスが、ロッテのものだったかどうかは覚えていない。

#(上)パ・リーグ代表するセットアッパーに
#(中)「チェスト投げ」、出雲商時代に原点

 「意識が芽生えたのは日本通運に入ってから」。高野が回想する。才能や運動能力に頼り切った投手から脱却できた。

 代名詞「チェスト投げ」が体に大きな負担がかかることは出雲商高時代から自覚していた。悩まされたのが左肘痛。高校3年時は痛み止めを欠かせず、最後の大会の初戦は...