今回は奈良時代の隠岐国(隠岐諸島)の人口について検討する。このことを考える手がかりは、隠岐国の郷(ごう)の数である。郷とは、奈良時代に郡の下に置かれた行政区分であるが、1郷は戸数で50戸になるよう編成されたもので、人口も平均千人程度であっ...
いまどき島根の歴史◆164◇ 奈良時代の隠岐の人口 開発進み1万5000人程度〈平石 充〉
残り1087文字(全文:1207文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる