【邑南】島根県邑南町と縁が深いフィンランドについて学ぶイベントが17日、同町井原の井原公民館であり、石見東小学校(同町中野)の児童28人が同国のスポーツ「モルック」を楽しんだ。
10月に町国際交流員として着任したフィンランド・ヘルシンキ市出身のベイッカ・サカリ・ユンテラさん(24)が講師。フィンランドの人口は北海道と同程度で、ヒグマやヘラジカがすみ、フィンランド語のほかスウェーデン語も公用語だと説明した。
児童らは、木の棒を3、4メートル先に投げ、1から12までの数字が書かれた標的のピンを倒すモルックに挑戦。サカリさんが実践した後、各チームに分かれて体験し、得点の高いピンを倒すと歓声が上がった。
2年の岡田楽聖さん(7)は「初めてやったけど楽しかった」と喜び、3年の野田彩華さん(9)は「フィンランドのことがよく分かった」と笑顔だった。
(糸賀淳也)