元日付の本紙で恒例となっている「さんいんクロスワード」正月特別版には毎年たくさんの応募はがきが届く。世の中の郵便物の取扱量が減少する中で、こちらは近年増えている。一昨年、昨年と4千通を超え、今年も同じくらい届いた▼正解と当選者は23日に発表するが、頂いたはがきには紙面への感想などがつづられたものが多く、担当部署では読者の皆さんからの年賀状だと思って一枚ずつ目を通している▼「お兄ちゃんや母にも手伝ってもらって家族でがんばりました」という小学4年生や「家族であーでもない、こーでもないと言いながらするのが正月の恒例。楽しい時間をありがとう」というお母さん。だんらんに役立てていただき、こちらこそありがとうございます▼30代女性は「子育てが落ち着き、毎朝コーヒーを飲みながら新聞を読むという、あこがれていた時間がつくれるようになりました」と記し、娘・代筆の「99歳の今でも新聞を日々楽しみにしています」との文も。新聞離れがいわれて久しいが、毎日の生活に欠かせない存在であると知る▼手前みそが過ぎてしまったが、応募はがきにはほとんどない苦言やお〓(口ヘンに七)りは日々頂いており、それらも含めて地元紙への期待だと受け止めている。本紙は今年5月、前身の山陰新聞から数えて創刊140周年を迎える。地域と共にある地元紙の役割を見つめ直し、新たな歴史を刻みたい。(輔)