阿毘縁高原リンゴを使って商品化した糀甘酒を前に、談笑する関係者=鳥取県日南町霞、町役場
阿毘縁高原リンゴを使って商品化した糀甘酒を前に、談笑する関係者=鳥取県日南町霞、町役場

 鳥取県日南町が境港市大正町の千代むすび酒造と連携し、町特産「阿毘縁(あびれ)高原リンゴ」使用の糀(こうじ)甘酒を商品化した。9日には試飲会があり、関係者が蜜入りリンゴの甘酸っぱさを生かした新商品の味を楽しんだ。

 標高650メートルの阿毘縁地区のリンゴ園(1・3ヘクタール)で地元生産者が有機栽培し、昨秋収穫したふじ品種の果汁を使用。鳥取県の新銘柄米・星空舞と糀をなじませ、リンゴ風味が堪能できるよう仕上げた。

 特産品開発に取り組む阿毘縁特産グループ(林冨実千代表)が昨年9月、リンゴを使った商品化を模索。町が地元産酒米の供給で縁のある千代むすび酒造に打診し、実現した。

 日南町霞の町役場で試飲会があり、同社製造部の蔵人、岡空聡さん(39)は「県内産の素材にこだわった」と説明。商品化を心待ちにしていた林代表(74)と中村英明町長は「フルーティーで飲みやすい。リンゴの香りが味わえ、とてもおいしい」と太鼓判を押した。

 ノンアルコールで、545ミリリットル入り1500円。限定660本。問い合わせは千代むすび酒造、電話0859(42)3191。
      (山根行雄)