遊具のペンキを丁寧に塗り直す会員=大田市大田町、代官山動物園
遊具のペンキを丁寧に塗り直す会員=大田市大田町、代官山動物園

 【大田】ニワトリ、サル、シカ、ヤギなどがおり、大田市民の憩いの場となっている同市大田町の代官山動物園で14日、大田塗装看板業組合(12社)が遊具や園舎の外装を塗り替える奉仕作業に汗を流した。

 園内に会員9人が集まり、園舎の屋根、ブランコや滑り台などの遊具、手すりといった設備に付いたさびと汚れを丁寧に落とした後、青や黄色などのペンキで塗り直していった。

 岡本孝実組合長(61)は「新型コロナウイルスの影響はあるだろうが、地域の人たちが気持ち良く動物園を利用してもらえたらうれしい」と期待した。

 奉仕作業は半世紀以上続く大型連休前の恒例行事だが、新型コロナの感染拡大に伴い、昨年は中止したため、2年ぶりとなった。

      (錦織拓郎)