島根県奥出雲町と鳥取県日南町にまたがる国定公園の船通山(標高1143メートル)山頂で、カタクリが見頃を迎えている。紫色の花を精いっぱい開くかわいらしい咲き姿が、大勢の登山者を引きつけている。(雲南支局・山本泰平)

 
カタクリを前に談笑する登山者=島根県奥出雲町、船通山

 カタクリはユリ科の多年草。花は直径3~5センチで、反り返った特徴のある花びらを持つ。奥出雲町まちづくり産業課によると、今年は今月23日に開花。5月初旬まで楽しめる。

かれんに咲くカタクリ
登山道の脇にもカタクリ

 群生する山頂付近は毎年多くの登山者が、カタクリ目当てに訪れる。山頂からの360度パノラマの景色も良く、青空が広がった28日はたくさんの人がカメラやスマートフォンに収めていた。

山頂からの景色
遮るものがなく、絶景を楽しめる山頂

 広島県福山市伊勢丘の水橋征雄さん(79)は「澄んだ空気とカタクリに毎年喜ばせてもらっている」と話した。

【番外編】

 船通山は登山道にも滝や岩など楽しめるスポットが多い。写真で紹介する

登山道の鳥上滝コースの入り口
なだらかに続く登山道
石割欅(左)と鳥上滝
鳥上滝の水しぶき
鳥上滝を見上げる登山客
登山道沿いを流れる谷川
山頂にある天叢雲剣をかたどった石碑