松江保健所(資料)
松江保健所(資料)

 新型コロナウイルスの感染拡大で松江保健所(松江市東津田町)の業務が逼迫(ひっぱく)する状況を受け、松江市が同保健所で勤務する任期付きの事務職員の募集を始めた。任期があることを除き、給与や勤務条件、福利厚生などの待遇は正規職員と同じで、40人程度を採用して負担軽減につなげる。

 同保健所では感染者の住所や症状、行動歴を聞き取り、接触者を突き止めて感染拡大を防ぐ「疫学調査」を実施。保健所職員49人に加え、市の各部局からの応援職員を常時約60人確保するが、年明け以降の感染急拡大で時間外労働が月100時間を超える職員もおり疲労感が強まっている。

 募集する事務職員は疫学調査の補助を担当。任期は7月1日から2024年3月末までで、年齢、学歴、国籍は問わない。給与は学歴、就業歴で異なり、大卒者の場合は月17万1700円~22万9500円。ボーナスや通勤、住居など各種手当もある。勤務時間は原則午前8時半~午後5時15分。

 募集期限は30日で、6月4、5の両日に作文試験と個別面接を実施。市人事課の藤原雅輝課長は「保健所業務の負担を軽くし感染拡大を食い止めたい」と話した。

 松江保健所の態勢強化を巡っては、共同設置する県も7月~24年3月末の任期で勤務する職員38人の採用を予定。募集はすでに終わっている。
 (片山大輔、清山遼太)