3月期決算企業の株主総会は、今年は6月29日が開催のピーク日だった。その株主総会では2年前からある「異変」が起こっている。わずかな株式しか持たない環境NGOによる株主提案が相次ぎ、一定の賛同を得ているのだ。

 最初にターゲットになったのが、みずほフィナンシャルグループ。日本のNGO「気候ネットワーク」(京都市)が2020年、気候変動対策に関する取り組みの開示を定款で定めることを求めた。21年には三菱UFJファイナンシャル・グループに対しても同様の提案を行った。石炭火力関連企業に融資していることなどが提案の理由になったとみられる。

 いずれも否決されたものの、みずほFGのケースでの賛成率が...