女子プロゴルフのステップアップツアー第9戦「山陰ご縁むす美レディース」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陰中央新報社共催)最終日の26日、大山平原ゴルフクラブ(鳥取県伯耆町丸山)で決勝ラウンドがあり、19歳の川崎春花(フリー)が通算12アンダーの204でステップアップツアー初優勝を果たした。ベストルーキー賞にも選ばれた。(三浦純一)
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2位と1打差の首位でスタートした川崎はノーボギーの堅実なゴルフが光った。前半四つ、後半二つのバーディーを奪い、後続を寄せ付けなかった。5バディー、1ボギーで回った井上りこ(エンバイロメント・プロダクト・カンパニー)が4打差の2位となった。
大会は賞金総額2千万円。優勝した川崎には表彰式で松尾倫男大会長(山陰中央新報社社長)から賞金360万円の目録が手渡された。副賞として川崎には鳥取県からペア宿泊券と鳥取和牛肉、2位の井上には島根県から県産ブドウがそれぞれ贈られた。
川崎春花の話
逃げ切る自分のプレー貫けた
途中で優勝を意識してしまう部分もあったが、最後まで自分のプレーを貫くことができたのが良かった。あまり緊張しなかった。今までは後半の大事なところでスコアを落としていたので、自分で自分を励ましながら頑張った。