物故役員・社員に献花する参列者=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急
物故役員・社員に献花する参列者=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急

 創刊140周年を迎えた山陰中央新報社が14日、松江市朝日町の松江エクセルホテル東急で物故役員・社員追悼式を開いた。遺族、社友会員、役員・社員ら約70人が参列。亡くなった上司、同僚の在りし日をしのんだ。

 前回式典後の2012年5月から22年8月までに亡くなった役員・社員48人の名簿を献納し、全員で黙とう。松尾倫男社長が「山陰を代表する地方紙として発展してきたのは日夜作業に精励し、経営基盤の確立に努められたご苦労のたまもの。在りし日の姿をしのび、あらためて感謝の誠をささげる」と追悼した。

 参列者が献花した後、遺族を代表して故馬庭恒元常務の妻幸子さんが「物故者は会社を愛し、発展に努力した方ばかり。さらなる発展を祈る」と述べた。