【出雲】山陰中央新報文化センター出雲教室などで指導する山根澄枝さん=出雲市斐川町富村=と受講生でつくる「布澄(ふちょう)会」(会員45人)のパッチワークキルト展が、出雲市浜町の縁結び交流館で開かれている。四季の花をテーマにタペストリーや人形、かばんなど約100点を展示する。入場無料。16日まで。
扇の形ををいくつも重ねて川の流れのように刺しゅうした「刺し子に扇」や使用しなくなったふすまを活用し、花をちりばめた「四季」といった力作が並ぶ。会場中央では木製の屋形船と布で作られたヒマワリやコスモスの花が四季の移ろいを表現する。
縁結び交流館では3年ぶりの開催で、山根さんは「コロナ禍の間に会員の技術が向上している。個々の思いを感じてほしい」と来場を呼びかけた。午前10時から午後4時まで、最終日は午後3時まで。
(黒沢悠太)