バスケットボール男子のBリーグは16日、来年1月14日に水戸市のアダストリアみとアリーナで行うオールスター戦から、新型コロナウイルス対策で禁止していた大きな声を出しての応援を、一部容認すると発表した。収容率100%の会場でも、一時的に選手名やクラブ名を呼ぶことや、カウントダウンで声を出すことなどを認める。

 「ディーフェンス! ディーフェンス!」といった反復・継続する応援は、引き続き禁止する。

 島田慎二チェアマンは、スポーツ庁を窓口として政府と交渉した結果、現状の政府方針の範囲内で「ここまで解釈を広げて許容いただいた」と説明。「スポーツ界にとっては大きな一歩」と意義を強調した。

 オールスター戦で感染リスクについての調査も実施し、結果を公表する。1月18日以降のリーグ戦で新ルールを採用するかどうかは、ホームゲームを開催する各クラブが判断する。