東は鳥取市、西は益田市まで山陰両県に文字通り幅広くガソリンスタンドを展開する永瀬石油(株)(米子市古豊千)の社長。出雲、鳥取両空港で航空機への給油や地元工場への産業用燃料の供給も手がける。創業114年目という歴史の重みを感じつつ、エネルギーの供給インフラであるガソリンスタンド維持への思いは人一倍強い。
ガソリンスタンドは地域のインフラとして、維持する必要があると強調する。
「当社直営のガソリンスタンドは鳥取市から益田市まで計20店舗あり、まさに山陰をカバーしている。これを全て守っていきたい。日常の暮らしに欠かせないエネルギーを安定供給する拠点はいつの時代も必要だ。身の丈にあった経営をしつつ、山陰での存在感を示していく」
政府が2035年までに新車販売される乗用車の全てを、ガソリン車から電動車に転換させる目標を掲げる。
「カーボンニュートラルの対応は地球環境を守るために必要なことでネガティブには捉えていない。しかし、...
【WEEKLY FACE】身の丈にあった経営しつつ 山陰での存在感示していく / 永瀬石油(株) 代表取締役社長(米子市古豊千) 寺内潤氏
残り553文字(全文:986文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる