利用低迷で2018年秋に休業した浜田市弥栄町三里の宿泊交流施設「ふるさと体験村」が28日、4年半ぶりに営業を再開した。延期を繰り返した上で、地元の町おこし団体が指定管理者となり再出発。最後のチャンスと位置付ける市も支え、にぎわい復活を図る。 (中村成美)
ふるさと体験村再開、現場統括 太田マネジャーの思いは <Sデジ+>
浜田市の観光宿泊施設では異例となる住民団体「弥栄のみらい創造会議」(石橋正夫会長、28人)が運営を担う。初年度の営業は4~10月で宿泊施設と食堂に絞って営業再開。大浴場などがあり、裏でヤマメ釣りができた交流館など既存施設の一部は、コストがかさむとして見送った。
宿泊施設は築200年の庄屋屋敷を移築した木造平屋、...