益田市特産の「アムスメロン」の出荷が24日、始まった。今年は春先の天候に恵まれたため糖度、玉太りともに上々の仕上がりとなった。6月10日ごろをピークに7月上旬まで、島根県内や広島、京阪神などの市場へ出荷する。
益田産アムスメロンは、JAしまね益田メロン部会に所属する59人が11ヘクタールで栽培している。県内の作付面積の75%を占める。
この日は生産者4人が飯田選果場(益田市飯田町)に収穫したメロンを持ち込み、関係者が糖度や重さ、外観で仕分けした。5キロずつ箱詰めし、計732ケースが出荷された。
大場尚俊部会長(54)は「良質なメロンを多くの方に味わっていただきたい」と話した。 (石倉俊直)