住宅の新築や改修、リノベーションを手がける(株)木なり(出雲市斐川町三絡)の社長を務める。昔からの技術や思いが詰まった古民家を後世に引き継ごうと、自らが現場で作業に携わり、誰もが安らぎを感じる心温まる住まいづくりを目指し日々汗を流す。
2020年の設立以降、島根県東部を中心にリノベーションや新築など約20の案件を手がけた。
「手がけた案件の半数に当たるリノベーションでは、古民家の良さを生かしながら現代に適合するよう手を加えた『古リノベーション』に力を入れている。県産材のヒノキやスギなどを使い、照明器具も量産品は使わないなど、素材や部品の一つ一つにもこだわっている。古民家のほとんどは梁や壁などが傷んでおり、...
【WEEKLY FACE】古民家の良さ後世に伝承へ 素材の良さ生かした提案を / (株)木なり(出雲市斐川町三絡)社長 渡邊圭二氏
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