アジサイの島根県オリジナル品種の生産者16戸、17人でつくる県アジサイ研究会の3代目会長に、2022年7月に就任した。新型コロナウイルスや歴史的な物価高騰を受けて、花をめでる環境に大きな変化が訪れている中、全国で親しまれる県産アジサイの安定供給とPRに力を注ぐ。

 コロナ下の巣ごもり需要でアジサイの引き合いは強まったが、行動規制が緩和されて人が動き出す。

 「巣ごもりを通じて屋内で花を見るのが習慣になった人が多くおり、...