読者の皆さんから意見を募り、山陰中央新報とSデジ(デジタル版)に掲載する「さんコメ!」。「一畑百貨店閉店へ」にたくさんの投稿をありがとうございました。紙面では投稿の一部を紹介し、Sデジに全ての投稿と記者の雑感を掲載していますので、お楽しみください。(かっこ内はペンネーム。内容は一部要約・編集しています)
★何とか継続できないか 来年1月に閉店すると速報が入った時はびっくりしました。よく買い物されていた高齢の方々は、残念でならないでしょう。思い出深い一畑百貨店を継続できないものかと最近、思ってしまいます。松江の顔でもあった百貨店! 駅前が寂しくなりますね。(百貨店子、60代)
★予想はしていたけれど いつかはこうなると、覚悟はしていたつもりですが、残念です。買い物だけでなく、全国のはやりもの、おいしいもの、文化的なもの、県民の誇りみたいなものがなくなりました。頑張られたと思います。一畑パークとともに、思い出にさせてもらいます。(M、60歳)
★服の買い物どうしよう 規模は小さくても、大阪の三越や阪急百貨店に似ている。好きな洋服屋があり、ほとんど浜田店を使っていたが、そこが閉店になり、出雲店に行くようになった。すると、出雲店も閉店、松江は大丈夫と思っていたら、松江も。これから私好みの服をどこで買えばいいのでしょう。(ドルチェ、76歳)
★新たなスポットに期待 子どもの頃、出雲店にはよく行きました。くるくる回っている量り売りのお菓子を買うのが楽しみでしたね。屋上の金魚すくいも楽しい思い出ですね。時代の流れは無情ですが、また新しいものが出現するのを楽しみにしたいです。高齢化先進県の島根だけど、諦めずに明るい未来を希望したいです。
★駅前のにぎわい守って 子どもの時は、エレベーターガールがいる非日常的なお店にわくわくしていました。駅前に移転してからも、質の高い品ぞろえで、頼りにしてました。今の時代では、こういう場所を必要としなくなってきたかもしれませんね。都会でも百貨店の閉店があるので、仕方ない気がします。ただ、松江の正面玄関ですから、駅前のにぎわいがなくならないようにしてほしいです。(ぴーこ)
★最上階の眺めが抜群 都会に来たようで、静かで厳かな感じ、店員さんも勧めに来られるし、高揚感&緊張感があったように思います。実際は、洋服は高くてゼロを数えてびっくりしたことの方が多かったですが…。でも、最上階のレストランからの松江一望は、本当にすてきだと思います。何回か食事しましたが、今も目に焼き付いています。(あさがお)
★誇り持ち働いた記憶 かつて三十数年、地域一番店としてのプライドを持って働いていました。働き出した頃は組合などの行事も盛んで、運動会やスキーツアー、課ごとの忘年会などなど、店員同士の交流もたくさんありました。青春と重なっていたので、楽しかったことが次々と思い出されます。古巣がなくなってしまうのはやはり寂しいかぎりです。(小春)
★魅力ある県都の玄関口に 閉店は残念です。ショック! 農家で遠くの田舎でしたが、一畑百貨店での買い物、中元、歳暮の包装紙などはステータスでした。遠い昔を懐かしみ残念です。県都松江の表玄関、魅力あふれる開発を望みます!(タカボー)
★バラの包みに憧れ 包装紙の赤いバラ。すてきです。最初にこの柄を見た時、品良く美しくて感動しました。私の中では最も美しい包装紙です。叔母がこの包装紙にこだわり、小さなものでも一畑で買い物をしていました。叔母が来ると「包装紙が見られる、わぁ…」と心が躍った思い出は忘れられません。寂しいなぁ。あの柄、忘れませんよ。(オルオル)
★昔ながらのオムライス 子どもの頃、母と2人で行ったものでした。当時の屋上の乗り物も楽しみでしたが、食堂で食べるオムライスがとてもおいしかったです。今のはやりのトロトロ卵ではなくて、チキンライスを薄い卵焼きで巻いたものです。ケチャップが真ん中辺りにトロリとかかっていました。記憶では、キリンのイラストが入ったペーパーエプロンを着けて食べたものです。(たこやん、50代)
▽次回のテーマ 炎天下のスポーツ大会、どう考える?
次回のテーマは「炎天下のスポーツ大会、どう考える?」です。連日の猛暑の中、高校野球やインターハイなどが実施されています。子どもたちが練習を重ねて培った力を発揮する大切な機会ですが、熱中症疑いで搬送されるなど、命に関わるような暑さです。「選手ファースト」で開催するにはどうしたらいいと思いますか? 皆さんの意見を教えてください。
コメントをLINEで募ります。匿名でかまいませんが、できるだけ年齢(年代)、ペンネームを書いてください。9月3日に掲載します。