英語の授業で、故郷の言葉を紹介するインドの高校生たち
英語の授業で、故郷の言葉を紹介するインドの高校生たち

 インド南部ケララ州の高校2年生4人が来松し、開星高校(松江市西津田9丁目)で授業を受けながら日本の高校生活を楽しんでいる。日本での就職を目指す4人は「いろいろな経験をして、日本を理解したい」と心を躍らせている。

 ケララ州で日本語を教える島根大の教員が、日本で学びたい意向を持つ4人を知り、島根大国際交流センターの青晴海教授(59)が仲介。30年以上前からさまざまな国の生徒が毎年来ている開星高が受け入れを快諾した。

 4人は16~17歳の男子で、港湾都市カリカットの出身。15世紀にバスコ・ダ・ガマがたどり着いた地として知られる。

 登校初日の22日は、生徒500人を前にインドで人気のダンスを披露。24日の英語の授業では、流ちょうな英語でインドの食文化を伝えた。今後、お茶をたしなんだり、手巻きずしパーティーに参加したりする。

 4人は松江を気に入った様子で、サフィン・サビールさん(17)は「とても清潔」と驚き、ヤーミン・キリヤン・ヴィードゥさん(17)は「雰囲気が落ち着いている」と話す。2週間滞在する予定で、休日には出雲大社や、原爆投下後の復興が現地で有名な広島を訪ねたいという。

 モハメド・ヘジンさん(16)とダニール・アハマッドさん(16)は「すしを食べたり、交流したりして日本を理解し、日本の大学で学びたい。いつかは日本で働きたい」と口をそろえた。