あんどんの光に見入る来場者=松江市殿町
あんどんの光に見入る来場者=松江市殿町
あんどんを眺める来場者=松江市殿町
あんどんを眺める来場者=松江市殿町

          
あんどんの光に見入る来場者=松江市殿町
あんどんを眺める来場者=松江市殿町

 国宝・松江城(松江市殿町)と周辺を優しく照らす松江の秋の風物詩「松江水燈路」が27日、始まった。あんどんや光のオブジェなどが生み出す幻想的な光の中を家族連れや観光客が散策した。

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 松江城二の丸上の段では、あんどん約500個が並んだ。市民が描いた花火やキャラクターなどの絵が浮かび上がり、来場者は一つ一つ作品を楽しみながら、美しい光を写真に収めた。松江城のライトアップでは、二酸化炭素(CO2)を排出しない水素エネルギーを初めて使用した。

 この日はコスプレイベントもあり、県内外から訪れた参加者がライトアップされた天守やあんどんの光を背景に、ポーズを決めて撮影を楽しんだ。

 家族で訪れた松江市立内中原小学校2年の景山花さん(7)は「きれい。しまねっこの絵がかわいい」と話した。

 水燈路は10月19日までの土日祝日午後6~9時。

(小引久実)