米子空港ビル(株)(境港市佐斐神町)の社長に今年6月、就任した。新型コロナウイルス感染拡大で激減していた国内の搭乗者数は9割が回復。運休していた国際定期路線も再開が決まり、ようやく光が差し始めた。「航空業界で築いてきたつながりや見識を生かし、山陰の盛り上げに貢献したい」と意気込みを語る。

 米子-韓国間を結ぶ格安航空会社エアソウル(韓国)の定期便が、10月25日に再開する。新型コロナ禍で運休中だった香港便も連続チャーター便を運航するなど、動きが活発化している。

 「長く暗い時期を抜け、...