音楽ゲームでスコアを狙う難しさを実演する記者
音楽ゲームでスコアを狙う難しさを実演する記者

 ゲームで熱戦を繰り広げ、世界中のファンを熱狂させる「eスポーツ」。Sデジでは前回、ゲームの中でも特に記者がやりこんでいる音楽ゲームの魅力、競技性を動画で紹介する取り組みを始めた。第2弾で紹介するのは、音楽ゲームの公式大会でも勝敗を分ける基準とされている「スコア」。文章を通して、コンマ数秒の世界で戦いを繰り広げるプレーヤーのすごさを少しでもお届けできれば幸いだ。
(Sデジ編集部・吉野仁士)

 

 扱うゲームは前回に続き、コナミアミューズメントの「pop’n music」(以下、ポップン)。筐体(きょうたい)の画面上から降ってくる「ポップくん」と呼ばれるカラフルな9種類の物体が画面下部の判定ラインと重なった時に、タイミング良くボタンを押して音楽を奏でるゲームだ。

 最高スコアは、1譜面につき10万点。ボタンをたたくタイミングの判定が4種類あり、入る得点が高い順にCOOL、GREAT、GOOD、BADとなっている。理論上は、その曲で降ってくるポップくんを全てCOOLでたたければ、満点の10万点となる。

 ただ、一筋縄ではいかない。COOLと判定される猶予は極めて短く、推定0・05秒。つまり、ポップくんの中心と判定ラインとが完璧に重なった状態の、前後0・025秒しか誤差が許されないということだ。

 ポップンのプレーヤー(通称、ポッパー)たちは、いかに誤差0・025秒以内の精度を保ちながらCOOLを連続できるか、というコンマの世界で勝負している。そんな条件下で高スコアをたたき出すには並外れた集中力、身体能力が必須となることは言うまでもない。

 公式大会では、指定された複数の曲をプレーし、スコアの合計を競う。全国レベルの技術を持つプレーヤーがその卓越したスキルを披露し、大勢の観客が熱狂する様子はまさに「スポーツ」と言えよう。

 では、スコアを狙うのがどれほど難しいか、動画で説明する。