秋に食べたい弁当の開発に取り組む松江商業高校の生徒3人が30日、サンラポーむらくも(松江市殿町)で調理方法などを学び、スタミナ満点のハンバーグ弁当を仕上げた。
同校の学食が業者の撤退で一時休止した際、むらくもから弁当を仕入れたことがきっかけ。弁当は昨年のオードブルに続き、共同で作ることになった。
生徒は校内アンケートを基にメニューを考案。島根県産のシイタケやマイタケが入ったデミグラスソースのハンバーグやからあげ、エビフライを盛り込んだ。
調理ではむらくもの照沼英則総料理長による指導の下、生徒はハンバーグをこね、立体感や色合いを意識して盛り付けた。照沼総料理長は「高さのある食材を奥に詰めるとバランスがとりやすい」などとアドバイスした。
調理師を目指す同校3年の佐田玲奈さん(18)は「見た目を意識した盛り付けが難しかった。多くの人に食べてもらいたい」と話した。
弁当はむらくもが1日から30日まで販売。5日前の午後5時までに予約が必要。1500円。問い合わせはサンラポーむらくも、電話0852(21)2670。
(林李奈)