松江大橋南詰め付近にある江戸時代の松江城下町遺跡(松江市白潟本町・八軒屋町)の発掘調査で、建物の柱を立てる基盤となる礎石が11カ所で見つかった。最も大きい石で直径が105センチあり松江城下で最大。一帯は大橋川の舟運の要衝で大きさや箇所の多さから、礎石は大型商家の建物か、船の運航を見渡す櫓(やぐら)を支えた可能性が高いという。(原暁)

 島根県埋蔵文化財調査センターが13日に発表した。大橋川河川改修事業に伴い...