★一畑百貨店のこれまでを、写真で振り返る(開店当時の写真も)



開設された中元商品の専用売り場=2014年6月、松江市朝日町
お中元商戦


松江、出雲両市内の約5万3000世帯を訪ねて中元カタログを配る「ドアコール作戦」出陣式で、気勢を上げる一畑百貨店の社員たち=2002年6月、松江市朝日町
懐かしの紙袋

2015年に約40年ぶりにリニューアルされた、今の一畑百貨店の紙袋(左)と、2011年に「松江開府400年祭」と「神々の国しまね」のロゴマークを印刷した手提げ紙袋。中央部のラインに水色、紺、ピンクを配色したデザインは、1971年時に提携した三越とほぼ同じで、当時は三越のブランド力を借りる意図があったという
駅前への移転


殿町時代の一畑百貨店




松江市殿町で開店することを伝える本紙記事(1958年10月1日付)
▼記事全文(原文ママ)
ズラリ、各地の商品 一畑百貨店きょう開く
(1958年10月1日)
一畑百貨店(松江市殿町)はいよいよきょう一日午前十時から開店する。地下から三階までの売場には全国各地から仕入れた商品がズラリ陳列され、紺色の制服を着た美しい店員百人が立働いている。開店式は午前十時恒松島根県知事令嬢希み子さん(島大付小三年生)民子さん(島大付属幼稚園)姉妹がテープを切るなど盛大に行われる。
四階の階し場では中国五県の池坊新作が六日まで行われ、劇場では札幌物語、マンガなどの映画が上映される。屋上には宇宙ステーション、ワンダーフォイル、木馬、ステレオトーキーなど子供遊園地の工事中で十五日ごろまでに完成する。
開店前日のきのう三十日は午前十時から完工落成式が五階の一畑劇場で三回にわけて行われ、千人の招待客が開店を祝い、店内見物を行ったが、客の中には「もう少し売場面積を増やしたかった」という声もあり、全国から集められている特産物に興味が集っていた。祝賀式場では鎌田百賀店長のあいさつ、恒松知事、熊野松江市長の祝詞があったのち、文楽三和会一行十四人の文楽人形浄瑠璃「寿二人三番叟と」「娘道成寺」が公演された。
山本社長の話 信用を重んずる百貨店、生活文化センターとなる百貨店をモットーに努力したい。
💐 さよなら、一畑百貨店 💐
\ 65年間ありがとう! /